日常生活における移動を支えている公共交通は存続が危ぶまれています。この問題を解決し、クルマを持たない・運転できない人をはじめとしたすべての人が、最適な移動手段を得て自分の「行きたい」「会いたい」「参加したい」を実現できる社会を目指し、名古屋大学COI-NEXT(地域共創分野)「地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点」は研究開発に取り組んでいます。
今回のシンポジウムでは、マイモビリティ共創拠点の開始以来1年間の成果と今後の取組みを報告します。さらに、本取組みと両輪を成すべく、本年10月に開始した内閣府SIPの研究開発プロジェクト「先進的モビリティシステムを活用したスマート・ディストリクトの構築」※1について紹介し、これからのモビリティサービスのカタチを考えます。
なお、本シンポジウムは、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築」に採択された名古屋大学を含む4つのコンソの連携による「Mobility HINTシリーズ」※2の一環でもあります。
みなさまのご参加をお待ちしております。
本件のポイント
- 開始から1年を迎えたマイモビリティ共創拠点の取組みと成果について、森川 高行プロジェクトリーダーが報告
- 「SIP第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築」の石田 東生プログラムディレクター(筑波大学 名誉教授)による基調講演
- パネルディスカッションでは、「地域モビリティサービスの維持・発展に向けた視点」をテーマに、地域内移動を支える仕組みや自動運転などの先進技術などの研究者に、経済政策や法制度設計などの研究者が加わり議論
- 日時
令和5年12月15日(金)14:00-17:15
- 参加方法
リアル・オンラインのハイブリッド形式(いずれも参加費無料)
リアル会場:東海国立大学機構 名古屋大学 東山キャンパス締め切りました
EI創発工学館 2階 FUJIホール※3オンライン:YouTube Live配信(参加申込いただいた方に配信URLをご案内します)
- 申込締切
- リアル会場 締め切りました
- オンライン 当日参加可能
- 定員
ホール会場:190名/オンライン:1000名程度 *いずれも先着順
- 主催
名古屋大学COI-NEXT 地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点
- 共催
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築
名古屋大コンソ、広島大コンソ、筑波大コンソ、IBSコンソ
- 後援
東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構
東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
- 名古屋大学は、2023年に「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築」(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択された研究開発テーマ「先進的モビリティシステムを活用したスマート・ディストリクトの構築」を推進しています。
- 「Mobility HINTシリーズ」の「HINT」とは、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築」に採択された広島大コンソ、IBSコンソ(一般財団法人計量計画研究所)、名古屋大コンソ、筑波大コンソの頭文字を組み合わせたものです。4つのコンソは密に連携しながら研究開発活動を実施していきます。
- 駐車場のご用意はございません。公共交通機関でお越しください。
[キャンパスマップ(建物番号C2-1)]左側のキーワード検索で「EI創発工学館」と検索してください。
[交通アクセス(最寄り駅:地下鉄名城線名古屋大学駅)]
【プログラム概要】 ※敬称略
開会
- 開会挨拶
- 杉山 直(東海国立大学機構 名古屋大学 総長)
- 主催者挨拶
- 佐宗 章弘(東海国立大学機構 名古屋大学 副総長)
来賓挨拶
- 廣野 宏正
- (文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 拠点形成・地域振興室 室長)
- 財満 鎭明
- (共創の場形成支援プログラム 地域共創分野 第5領域 プログラムオフィサー
/名城大学 大学院理工学研究科 教授)
研究開発・取り組み紹介|
包摂的で持続可能な地域交通サービスに向けて~ COI-NEXT とSIP での取り組み~
- 森川 高行
- (マイモビリティ共創拠点 プロジェクトリーダー
/SIP第3期スマートモビリティプラットフォームの構築 名古屋大コンソ 代表
/東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構 教授)
基調講演|SIP第3期 スマートモビリティプラットフォームの構築で目指したいこと
- 石田 東生
- (戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期 プログラムディレクター
/筑波大学 名誉教授)
パネルディスカッション『地域モビリティサービスの維持・発展に向けた視点』
[インプットセッション]
- 交流の場が集積する新モビリティ指向型都市に向けた取り組み
- 力石 真
- (「SIP第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築」 広島大コンソ
/広島大学 大学院先進理工系科学研究科・大学院SmaSo研究院 教授)
- SIPスマモビにおける筑波大コンソの紹介
- 谷口 綾子
- (「SIP第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築」 筑波大コンソ
/筑波大学 システム情報系 教授)
- 地域交通サービスを支えるスマートモビリティの公共財化について
- 三輪 富生
- (マイモビリティ共創拠点 研究開発課題2 グループリーダー
/名古屋大学 未来材料・システム研究所 准教授)
- 名古屋駅周辺地域の回遊性向上に向けた取り組み
- 金森 亮
- (マイモビリティ共創拠点 研究開発課題1 グループリーダー
/名古屋大学 未来社会創造機構 特任教授)
- 地域を持続可能にする個人向け自動走行地域モビリティシステム
- 赤木 康宏
- (マイモビリティ共創拠点 研究開発課題3 ユニットリーダー
/名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
[ディスカッション]
- 地域モビリティサービスの維持・発展に向けた視点
モデレーター:森川 高行(マイモビリティ共創拠点 プロジェクトリーダー)
パネラー:上記話題提供者に、次の方々が加わります。- 二村真理子
- (東京女子大学 現代教養学部 教授)
- 友近 直寛
- (マイモビリティ共創拠点 研究開発課題5 メンバー
/名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授/弁護士)
閉会
- 閉会挨拶
- 森川 高行(マイモビリティ共創拠点 プロジェクトリーダー
/SIP第3期スマートモビリティプラットフォームの構築 名古屋大コンソ 代表
/東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構 教授)
問合せ先
東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構 プロジェクト統括室
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点
E-mail:info-mymobi[at]mirai.nagoya-u.ac.jp ※[at]を@に替えてください。